この法人は、以下の種類の特定非営利活動の係る事業を行っています。
(1)マネジメント技術の教育・研修事業
(2)セミナー、研修会等を通じての技術・経営の知識を普及事業
(3)教育研究機関と企業との共同研究を企画、運営事業
(4)各国企業家間の相互交流および学生と企業との交流事業
(5)出版、ホームページ等による技術・経営の普及啓発事業
(6)その他目的達成のために必要な事業
(1)サプライチェーン見える化フォーラム
(2)学術誌「ISCM」の編集と発行
(3)海外研修
サプライチェーン見える化が問題になっています.それは企業が被災した時にその企業から部品を購入する企業が生産中止に追い込まれるなど,間接被害を被るからです.東日本大震災後,トヨタは人海戦術で1万3千社3万拠点のサプライヤーを含むサプライチェーン見える化データベースを構築し,サプライヤー企業で問題が発生した場合には素早くレスキューチームを派遣して復旧作業を支援することで,間接被害を防ぐようにしています。しかし,データはいずれ陳腐化し,サプライチェーンは動的に変化します。この問題に取り組む方法はサプライチェーン上のすべての企業が見える化に参加することですが,メリットがない限り前向きにならないのがいまの現状です。必ず解決方法はあると思われますので,フォーラムでのディスカッションと研究会での成果を活用し,サプライチェーン見える化を実現したいと思います。まずは,「データから価値ある情報へ」を目指して活動します。
フォーラム形式:(1)不定期大教室公開型 (2)少人数定期非公開型
ISCM(Innovation and Supply Chain Management)は日本初のマネージメント革新を発信する媒体として位置づけています.現在多くの日本企業における製品コストの6割以上は研究開発段階で決められていると言われており,製品が設計されてからコストを下げるために部品を交換することや製造ラインを変更することは、製品の市場への投入時期を遅らせるだけでなく,変更に関わるコスト増および時期の遅れによる機会損失により,得るべき利益を確保できなくなります.この雑誌では研究開発管理の手法,サプライチェーンマネジメントの手法,および両者を統合したマネジメントの手法に関する最新の研究成果,および事例を掲載し,世界に向けて発信します.
理論研究と事例研究をメインとし,調査と解説文も掲載します.
海外研修は長期・短期(時間)、マネージメント・語学(内容)、中国・欧米(場所)、に分けて実施します.
中国におけるマネージメント研修は、テーマ別,特に市場開拓,労務管理,および品質管理の具体的なテーマ別に,10日間前後の現地講習,実地考察,文化交流を定期的に実施します.
欧米諸国への視察はブランド戦略,金融戦略,環境問題,特許と標準化戦略に関するテーマ別に国際組織,大学等研究機関,および著名企業の関係者との直接交流を通じて持続的発展の方法を探求します.また,語学研修においてはホームスティを兼ねた良質な語学研修環境を提供します.
海外研修の主要国:中国、アメリカ,ドイツ,フランス,イギリス
〒107-0052
東京都港区赤坂2丁目21-5ABC
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